陰陽五行・内臓と動き、身体と風水

 ボディワークの目的は、健康時や美容というのもありますが、占術師の洞察力で人の姿勢というのを観察していくと、姿勢がその人の幸か不幸を決めていることに気づきます。
一見、良い姿勢に見えていても、上半身が緊張し腰を反り返していること、体重がかかと重心なことを見抜きます。 これでは、人は思うように動いてくれない、対人で苦労することが手に取るように分かります。
 また、順調だったある社長さんが、首のこりで、まさしく、首が回らなくなった時に、会社が傾いた。首は、お金と関連しているのだ。
 この辺りは、実は風水と関連がある。(風水鑑定時は必ず健康状態をお聞きしています) もともと、ボディワーク・姿勢は、身体風水と呼んでいた。

五行
五行:木火土金水とは、地上3次元のことに他ならない。上、下、左右、前、後のことだ。
左右で一つなのは、人間が左右対象であるからである。逆に上下や前後は非対称に造られている。

五行、三次元、方位、 内臓
木:左右、 東、 肝臓、胆嚢
火:上、 南、 心臓・小腸
土:前、 中央、 すい臟、胃
金:下、 西、 肺・大腸
水:後ろ、 北、 腎臓、膀胱

簡単な図だけど、試験に出ると思うのでこれは暗記しておこう。

例えば、南の方位に問題があれば心臓にも問題が生じる。 心臓が弱ければ、胸部の内圧が低い、逆に心臓が高血圧なら、胸部の内圧が高くなっていないか?
心臓が弱ければ、胸部、循環器系をトレーニングしていく。同時に南の方位が陰気になっていないか同時にチェック。血圧が高ければ、胸の力を抜く、重心を下げる。南の方位の陽が過剰になってないか、または収納等で詰まってないかチェック。陰陽バランスで、腎臓(北)とも関連が合ったりするので、そうそう単純ではないが、参考に。心臓の経絡は、手の小指側から腕の内側に走ります。 腕を下から上に上げる動作。胸の力を抜いて下腹(小腸)に重みが集まるようにします。
例えば、合掌などの祈る仕草は心臓に影響します。

また、胃が悪ければ、胃の経絡は。脚の前面に走っているので(足三里のツボなど)、やはり歩かなければ行かない。そう三次元では「前」だが、要は未来のことです。先の未来を心配するとき、胃痛を起こしますね。 と同時に南西の方位が汚れてないかなど気をつけないといけない。

五行の方位では斜めは無いですが、
北東 骨格系 運動神経
南東 神経系 知覚神経
南西 内臓系 自律神経
北西 バランス 
となっています。
だから、北東に水回りなどがあれば、骨格系の気が無くなり、どうしても骨格系のトラブル、腰痛や肩こり、膝痛など起こしやすくなります。しかし、一番の問題は、物事がうまく行かず、対人関係も悪くなるという点です。そう、人は運動神経の延長線上なのですね。中枢は腰なので腰は十分鍛錬しましょう!

身体の健康は、風水の最も大切なことです。
方位と身体の関係を理解し、その方位とその身体を同時に意識し、改善していくことで、より効果を高めます。

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